【導入事例】タレント情報メディアのオウンドメディア運用代行|問い合わせ件数2倍・商談創出1.7倍・月次ROI150%超を安定維持

タレント起用・広告出演に関するメディアは、一般ユーザーへのコンテンツとして一定の認知を持ちながらも、「法人からの問い合わせを安定的に獲得する」という観点ではWebの機能を十分に活かせていないケースが多くあります。
本事例では、中小企業からの問い合わせが少なく、非指名キーワードでの検索露出やCVRにも課題を抱えていたタレント情報メディアに対し、導入事例コンテンツの新設・業界別SEO記事の量産・比較表・料金シミュレーターの整備・リターゲティング広告の追客を組み合わせたオウンドメディア運用代行を実施。
問い合わせ件数2倍・資料DL率+35%・CVR+1.9pt・商談創出1.7倍・広告CPA28%改善を達成
したプロジェクトをご紹介します。
担当:安藤大貴
BtoCメディアの法人向け集客構造改善を専門とし、コンテンツSEO・広告運用・CRO施策を一気通貫で担当。非指名流入の拡大から問い合わせ・商談化率の向上まで、マーケティングファネル全体の設計と実行に強みを持つ。
| 項目 | 内容 |
| クライアント | ・非公開 |
| 業種/業界 | ・タレント情報・エンタメ系情報メディア(BtoC) |
| 提供サービス | ・オウンドメディア運用代行(Web戦略設計・キーワード選定・SEO・広告運用・CRO施策・記事制作/更新・レポーティング) |
| 目的 | ・中小企業からの問い合わせ獲得強化、非指名キーワードでの検索露出拡大、CVRと商談化率の改善 |
| 施策内容 | ・導入事例・業界別課題解決コンテンツ新設 ・料金シミュレーター・比較表の設置 ・業界×KWのSEO記事量産 ・CTA改善 ・リターゲティング広告 |
導入前の課題
本事例のクライアント様は、タレント情報を軸にしたメディアとして一般ユーザーへの認知は一定あるものの、法人向けの問い合わせ獲得という観点では複数の構造的課題を抱えていました。
最も大きかったのは、サービス認知の偏りです。大手企業には一定の認知がある一方、タレント起用を検討しているにもかかわらずサービスを知らない中小企業層へのリーチが不足しており、問い合わせの母数が伸び悩んでいました。
また、サイトが機能説明中心の構成になっており、「導入するとどんな成果が出るか」「自社の業種・規模での費用対効果はどうか」という、検討段階の担当者が最も必要とする情報が整備されていませんでした。比較検討の材料を外部で調べるしかない状態では、競合サービスに商談機会を取られるリスクが高くなります。
さらに、「タレント 広告 費用」「タレント起用 中小企業」といった非指名キーワードでの上位表示が弱く、まだサービスを知らない潜在顧客が検索でサイトにたどり着けない構造でした。CVRも低く、広告を出稿しても問い合わせへの転換効率が悪く、広告投資の回収効率が悪化していました。
実施した施策
本プロジェクトでは「潜在層が検索で見つけられる→比較検討に必要な情報が揃っている→不安なく問い合わせに進める」という流れを設計しました。コンテンツ・SEO・広告・CROの4軸で施策を同時に展開しました。
導入事例・業界別課題解決コンテンツの新設
検討段階の担当者が最も求めるのは「自社の業種・規模での導入イメージ」です。機能説明ではなく、業種ごとの課題と解決事例を軸にしたコンテンツを新設することで、フォーム到達前の不安と疑問を事前に解消する情報環境を整えました。
- 食品・小売・サービス・ITなど業種別の導入事例ページを新設し、具体的な活用シーンと成果を紹介
- 「タレント起用でどんな課題が解決できるか」を業種・検討フェーズ別に整理した課題解決コンテンツを制作
- 料金シミュレーターをLPに設置し、「いくらかかるか分からない」という担当者の不安を先回りして解消
- 競合サービスとの比較表を設置し、検討段階のユーザーがサイト内で判断できる情報を集約
業界×キーワードのSEO記事量産と非指名流入の拡大
タレント起用を検討している担当者は、まず「タレント広告 効果」「中小企業 タレント 費用」などの情報収集型キーワードで検索します。この段階でサイトに接触できるかどうかが、商談パイプラインの太さを決めます。業界軸と課題軸を掛け合わせたSEO記事を体系的に量産しました。
- 「タレント 広告 費用 中小企業」「タレント起用 効果 事例」など購買意図の高いKWを優先的に記事化
- 業界別(飲食・アパレル・不動産・教育など)のタレント活用事例・成功パターンをコンテンツ化
- タイトルタグ・見出し・構造化データのオンページSEOを最適化し、検索結果でのクリック率を改善
- 記事ページからサービスLP・料金シミュレーターへの内部リンクを最適化し、情報収集から問い合わせへの導線を整備
CTAの改善とリターゲティング広告による追客
一度サイトを訪問しても、すぐに問い合わせに至らない検討層は多くいます。サイト内のCTAを見直しながら、リターゲティング広告で離脱ユーザーへ再接触することで、競合に奪われる前に商談機会を確保しました。
- 「まずは資料を見る」「費用感を確認する」など行動ハードルの低いCTAを各ページに明確に配置し、問い合わせへのステップを段階化
- 問い合わせフォームのEFO改善(入力項目の整理・業種選択肢の最適化)でフォーム完了率を向上
- サービスページ・料金シミュレーター閲覧者へのリターゲティング広告を設計・配信し、検討中ユーザーへの再接触を実現
- 閲覧した業種別コンテンツに合わせた広告クリエイティブを用意し、関連性の高いメッセージで再訪問を促進
効果
- 問い合わせ件数:2倍(非指名流入拡大とCVR改善の複合効果)
- 資料ダウンロード率:+35%(コンテンツ整備とCTA最適化の効果)
- CVR(問い合わせ転換率):+1.9pt(比較・費用情報の事前整備とフォーム改善)
- 商談創出数:1.7倍(業界別事例コンテンツによる検討促進の効果)
- 広告CPA:28%改善(リターゲティング精緻化と高確度層への集中配信による獲得効率向上)
- LTVの高い業界からの引き合い比率が上昇し、営業効率が改善
問い合わせ数の増加だけでなく、業界別コンテンツのターゲティング精度が上がったことで商談の質も向上しました。営業側からも「確度の高い問い合わせが増えた」という声があがり、マーケティングと営業の連携効率が全体的に改善しました。
プロジェクトの進行で良かったところ・担当者の視点
今回のプロジェクトで特に効果が大きかったのは、料金シミュレーターと比較表の設置です。「費用感が分からないから問い合わせをためらっている」という検討層の心理障壁を、コンテンツで先回りして解消したことがCVR改善に直結しました。
法人向けサービスの購買プロセスでは、担当者が「社内に持ち帰って検討する」フェーズが必ず存在します。そのフェーズで競合サービスと比較されたときに自社が選ばれるよう、比較表と業種別事例という2つのコンテンツを公式サイト上に用意できたことが、商談化率の改善に効きました。
また、リターゲティング広告と業種別コンテンツの組み合わせが想定以上に機能しました。閲覧した業種コンテンツに合わせた広告クリエイティブを配信することで、「あの会社は自社業種のことをよく分かっている」という印象を与え、再訪問・問い合わせへの転換率が高まりました。
本事例を経験して:メディア・情報サービスの法人向け集客に課題をお持ちの方へ
BtoCのトラフィックを持つメディアが法人向け問い合わせを増やすには、一般ユーザー向けのコンテンツとは別に、「法人担当者の検討プロセスに寄り添う情報設計」が必要です。機能説明だけでなく、費用対効果・業種別事例・比較情報を揃えることが、問い合わせ獲得の構造的な改善につながります。
「サービス認知はあるのに問い合わせが少ない」「中小企業からの引き合いが取れない」「広告を出しても商談に結びつかない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。