0から、複数KWで上位表示&CV数十件へ!健康経営SaaSが実践した、やることを絞り切ったBtoBコンテンツマーケティング

「メディア記事」と「LP」——この2つだけで、競合ひしめく健康経営領域にゼロから殴り込み
健康管理SaaS運営企業 様
健康管理システムと健診業務代行によって、企業の健康経営を総合的にサポートするBtoB SaaSを提供。企業の人事・総務部門や健康保険組合を主要顧客とし、従業員の健康データ管理・健診運用の効率化・産業保健業務の最適化を実現するプラットフォームを展開している。
プロジェクト概要
| プロジェクト概要 | 健康経営領域において、オウンドメディアとLPを起点にBtoBのWeb集客・CV創出をゼロから立ち上げ |
|---|---|
| 対象サイト | オウンドメディア/サービスサイト内LP |
| 支援内容 | オウンドメディア記事制作 / LP制作 |
| ターゲット | 健康経営に取り組む企業の経営層・人事/総務部門、健康保険組合 |
| 詳細 | 大手コンサル・有名SaaSがひしめく健康経営領域において、あえて支援範囲を「メディア記事制作」と「LP制作」の2つに絞り込み。検索意図に徹底的に向き合ったコンテンツ設計で、複数の主要キーワードでの上位表示を獲得。その結果、アクセスとCVを文字通り「0」から立ち上げた。 |
支援開始時の状態——アクセスもCVも、文字通り「0」だった
ご支援を開始した時点では、オウンドメディアからのオーガニック流入はほぼ存在せず、Web経由でのCV(資料ダウンロード・問い合わせ)も発生していない状態でした。プロダクト自体の機能性・サービス品質に課題はないにもかかわらず、「そもそも検索結果に出てこない」ため、検討候補にすら入れない構造的な問題を抱えていました。
健康経営領域は、大手コンサルティングファーム・先行する大型SaaS・メディアが強固にSEO上位を押さえており、後発プレーヤーが正面から戦うには極めて難しい競合環境でした。リソースも潤沢にあるわけではない中で、どこに戦力を集中させるかが最大の論点になりました。
WINDOMの施策——「メディア記事」と「LP」、2つに絞り切る
多くのWebマーケティング支援は、広告運用・SNS・MA・ABM・ウェビナーなど、支援メニューを広げることで価値を示そうとします。しかしWINDOMは、本プロジェクトにおいて施策をあえて「オウンドメディアの記事制作」と「LP制作」の2つだけに絞り込むという判断をしました。
なぜこの2つだったのか。理由はシンプルで、「ゼロから立ち上げるBtoB SaaSのWeb集客」において、最もレバレッジが効くのがこの2つだからです。
① オウンドメディア記事制作——検索意図に徹底的に向き合う
健康経営・健康管理に関する複数の主要キーワードを洗い出し、それぞれの検索ユーザーが何を知りたいのか、どの段階で悩んでいるのかを解像度高く定義。そのうえで、既存の上位コンテンツを超える網羅性・具体性・実務有用性を備えた記事を1本ずつ積み上げていきました。
「数を打つ記事量産」ではなく、「1本1本で上位表示を確実に取りにいく記事設計」を徹底。健康経営という競合が多い領域だからこそ、表層的なSEOテクニックではなく、コンテンツそのものの質で勝負する方針を貫きました。
② LP制作——記事で集めた流入を、確実にCVへつなぐ
記事で検索流入を獲得しても、受け皿となるLPがなければCVは発生しません。記事で関心を持ったユーザーが次に求める情報——導入メリット・料金イメージ・導入までの流れ・事例——をLPで的確に提供できるよう、コピーと構成を設計しました。
記事からLPへの導線、LP内でのCTA配置、フォームまでの動線——「記事 → LP → CV」という一本のパスを、ひたすら磨き込むアプローチです。
プロジェクト成果——「0」が「数十件」に変わった
※ クライアント企業・サービスの特定を避けるため、具体的な絶対値は非開示としていますが、変化の規模感については掲載を許諾いただいています。
| 指標 | 支援開始前 | 成果 |
|---|---|---|
| 主要KWの検索順位 | 圏外 | 健康経営系の複数KWで上位表示を獲得 |
| オーガニック流入 | 0 | 4,180/月(主要流入経路として確立) |
| CV数(資料DL・問い合わせ) | 0件 | 数十件/月まで到達 |
広告予算に頼らず、「メディア記事 × LP」という最小構成のみで、健康経営領域における複数KWの上位表示を獲得。その結果、オーガニック流入がゼロ状態から安定した主要流入経路へと変貌し、CVも「0件」から「数十件規模」へと積み上がりました。
重要なのは、これがSEOアルゴリズムの揺り戻しに弱い短期的な成果ではなく、質の高いコンテンツ資産として蓄積された「ストック型」の成果であるという点です。記事1本1本が継続的に集客を生み続ける構造が確立されたため、広告のように「止まれば流入も止まる」性質の成果ではありません。
なぜ「施策を絞る」ことが正解だったのか
本プロジェクトの本質は、「何をやったか」ではなく、「何をやらなかったか」にあります。
広告運用・SNS・ウェビナー・MA導入・ABM——これらはすべて有効な施策ですが、「ゼロから立ち上げる段階」で同時並行に走らせると、リソースが分散し、どの施策も中途半端になるリスクがあります。特にBtoBでは、土台となる検索流入とCV導線が整っていない状態で広告やMAに投資しても、受け皿がないためROIは上がりません。
WINDOMは、クライアント様の事業フェーズと競合環境を踏まえ、「今、本当にやるべきは何か」から逆算して支援範囲を絞りました。メディア記事でSEO資産を積み上げ、LPでCV導線を最適化する——この2つの積み重ねがベースラインとして機能して初めて、次のフェーズ(広告・MA・ABMなど)への展開が意味を持ちます。
担当コンサルタントのコメント
WINDOM株式会社 川口 凌
健康経営という領域は、大手コンサルや先行SaaSが強力にSEOを押さえている激戦区です。正直、支援開始時点の状態——アクセスもCVも「0」——から、この領域で複数KWの上位表示を取りにいくのは、相応に難しいチャレンジでした。
だからこそ、私たちは「何でもやります」ではなく、「オウンドメディアの記事制作」と「LP制作」の2つだけに集中するという選択をしました。広告・SNS・ウェビナーなど他の施策に手を広げるより、この2つをとことん磨き込むほうが、現フェーズでは成果に直結すると確信していたからです。
記事は、検索意図に徹底的に向き合って1本1本を設計しました。競合記事を超える網羅性・具体性・実務有用性を備え、「読んだユーザーが次の行動に移れる」内容まで作り込むことを徹底。LPも、記事からの流入を確実にCVへつなぐよう、コピーと構成を何度も磨きました。
結果として、複数の主要KWで上位表示を獲得し、CVは「0件」から「数十件規模」へ。広告費をかけずにストック型の集客資産が積み上がった状態です。今後は、ここで築いた土台を活かして、さらなるKW展開・LPの横展開・次フェーズの施策へと進化させていきます。クライアント様の事業成長に、引き続き全力で伴走してまいります。